1級の前突の症例
1級の前突とは、上下のアゴの咬み合わせは正常なものの前歯だけが前方に突出してしまっている状態です。
問題なのは前歯の並びだけですのでとても簡単に治療が可能です。
治療前
1級の前突とは、上下のアゴの咬み合わせは正常なものの前歯だけが前方に突出してしまっている状態です。
問題なのは前歯の並びだけですのでとても簡単に治療が可能です。
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Step.1 まずは歯を動かすスペースを作ります

前歯が並ぶスペースがないので上アゴを側方に拡大します。
赤印のネジを回すことで装置が拡がり、アゴを拡げます。
歯を抜いてスペースを作ることはありません。
Step.2 離れている前歯を中央に寄せます

赤印のワイヤーをつめることで、前歯にかかるワイヤーが内側に移動し、前歯を内側に移動します。
Step.3 歯の向きを整えます

歯の並ぶスペースが出来た後、歯の向きを整えるために前歯の後ろからワイヤーで押します。
矯正用のストレートワイヤーを使用する場合もありますが、少しの歯の移動はこの方法で充分可能と考えています。
治療後
突出していた上アゴの前歯4本がキレイに並ぶようになりました。
前歯以外の上と下アゴの咬み合わせが正常な1級の前突症状の歯はとても短期間に簡単に治療が行えます。
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